あれはもう二十年以上前、神楽に店があった頃。
たまたま昼に一人でいたら店の前に迷彩色を施した大型の街宣車が止まって特攻服姿の角刈りの若いにいちゃんが二人おりて小走りでやってきた。
「我々は北方領土返還の行動をいたしております。ご同意いただけるならご寄付をお願いいたします!」
ビシッと直立不動。
え!?なにこれ、困った。
どうしたらいいのか。
「あの、金額は・・・」
「お気持ちで結構です!」
なおさら困った。
安いといちゃもんつけられるんだろうか。
しかし・・・
「それじゃ気持ちとして千円で」
「ありがとうございます!」
踵を返して街宣車に乗り込み去って行った。
この間1分もない。
緊張が解けるとことの次第がよくわかってきた。
なるほど、これが右翼の商売か。
僕は全く脅迫されていない。(ぎりぎりの線だが)
雰囲気に呑まれて「自主的に」寄付したわけだ。
いろいろ回れば「自主的に」もっと出す人もいるだろう。
そんな雰囲気に呑まれた自分がくやしくてふつふつと怒りがこみ上げてきた。
「今度来たら二度と・・・」
でも幸か不幸か(幸にきまってる)、あれからはお目にかかってない。
もっと効率的なご商売が見つかったんだろうか。
(09/29)
2007年09月30日 22:03
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投稿者 bjkxhrp : 2010年01月18日 08:00