なじみの散髪屋さんで支払いをしたらお釣りが全部新札だった。
折り目を付けないようにして財布に入れた。
それだけのこと。
でもちょっと嬉しかったので、以来うちのお店でも新札でお渡ししてる。
お客さんの反応はほとんどわからない。
みんなそんな小さな事を口にしないから。
僕も無言だった。
でもちょっと嬉しいですよね。
(03/21)
パラリンピックに感動している。
どれもすごい。
精神と肉体の限界への挑戦だ。
これまでにどれだけの汗と涙を流したことか。
比べて自分の心の中のもやもやなどなんと卑小なことよ。
(03/19)
苺がスーパーの店頭にずいぶんと安く並んでいた。
苺は大好物で、ガブリとかんでジュワリと果汁が口の中に広がるのがたまらない。
今の苺はとても甘くなったけど昔はもっと酸っぱかった。
小鉢に苺が盛られてると、スプーンで苺を押しつぶしてジャムのようにして、そこにお砂糖と牛乳をかけて食べるのが大好きだった。
苺ミルクというやつである。
お砂糖とミルクをかけてからつぶしてもいいんだけど、そうするとけっこう牛乳がこぼれたかな。
缶にはいったコンデンスミルクをかけることもあってなんだかとても贅沢な感じがした。
ただ丸いスプーンの背で苺を押しつぶすのはなかなかコツがいって、へたをすると苺が小鉢からぴょ~んと飛び出した。
そんな時に活躍したのが苺スプーンだった。
これはもう苺ミルク専用スプーンであって下半分が平らというか逆のへこみになっている。
そのへこみにはご丁寧に苺のつぶつぶまで模様がついている。
これを使うと苺はとってもつぶしやすかった。
かど七でも以前はこの苺スプーンはよく売れたけれど、最近は存在感がうすくなってしまった。
みんな苺ミルクしなくなったのかな。
そういう我が家も苺はお砂糖も牛乳もかけず、そのままかぶりつく。
今の苺はその方がおいしいのかも。
5月になって露地物のちょっと堅くて酸っぱくて小さな苺が手に入ったらお腹一杯食べてみようかな。
(03/15)
久しぶりにテレビドラマを連続で見てしまった。
NHKの「君たちに明日はない」。
リストラという重くなりそうな内容を軽いユーモアで包みながら、でもちょっと考えさせられる。
坂口健二、かっこいいね、男としてかっこいい。
田中美佐子、惚れるね、かわいいね。
我ながら単純というか、テレビや映画のラブロマンスものを見ると主演女優にはまず惚れ込んでしまう。
メグ・ライアンなんか心に残ってるなぁ。
ちょっと昔だけど、数日は尾を引いてた。
女優さんはすごいね、わずかの時間で見る人を魅了させてしまう。
最近は映画を見るのが遠ざかってた。
派手なアクションものは興味がわかなくなったけど、心を柔らかくほぐしてくれるようなDVDをまとめて借りてこようかな。
(02/27)
今朝もうっすらと雪化粧。
連日寒い日が続いてる。
暖冬という予想だったそうで、今年はよく降りますね、というのが挨拶になってしまった。
今年は駐車場の雪かきも2,3回はしたかな。
駐車場は一応地下水で融雪するんだけれどアスファルトに高低があるのでかなり残ってしまう。
あまりしたくない雪かきだけど、それでもかなり暖冬になってるなと思う。
小さい頃は一晩に30㎝や50㎝くらい積もることはよくあった。
敦賀でも屋根の雪下ろしはみんなしょっちゅうしてたけど最近は見たことがない。
建物が頑丈になったせいもあるんだろう。
そういえば昭和38年の豪雪の時には、夜に家が傾いて障子と柱に三角の隙間ができ障子が動かなくなった。
家全体がきしむ音がする。
1メートルくらい積もってたんだろうか。
夜半に父が大急ぎで屋根の雪下ろしを始めた。
あの頃はほとんどの家が木造だったので雪下ろしをしないと家がつぶれるおそれがあった。
かなりの重労働だったと思う。
今年の敦賀は積もってもせいぜい20㎝。
やはり暖冬だなと思う。
(02/05)
ヒゲを伸ばし始めてちょうど一月経った。
口ヒゲというやつで、けっこう密度は濃い。
どうして?と聞かれることがあるけれど大層な理由はない。
ただ伸ばしてみたかったから。
これはかなり前からの思いで、踏み込めなかったのはきっかけがなかったのと幾分の躊躇があったから。
この躊躇に関してはいずれまた。
ヒゲを伸ばしてみると、男性からは意外と好感をもたれるのに対して、女性の評判は悪い。
いきつけの散髪屋さん曰く、男性はみんな変身願望があるからうらやましいんですよ、女性はそういう男の心情がわからないだけ、とのこと。
ヒゲを伸ばしてみるといろんなことに気付いた。
ヒゲにけっこう白髪が多いんですね。
ゴマ塩ヒゲになってる。
それとけっこうめんどくさい。
シェーバーでヒゲを剃るのに以前の倍近い時間がかかるようになった。
くだんの散髪屋さんは、あごヒゲも伸ばして口ヒゲとくっつけるとかっこいいですよ!とたきつけてくれるのだけど、さてどうしたものか。
ヒゲをひねりながら思案してる。
(01/22)
今朝から雨。
午後から冷えてきたなと思ったらミゾレになり、やがてバチバチバチとアラレになった。
すぐに店の駐車場は真っ白に。
金曜日までは大丈夫だろうと高をくくってたが、仕方なく軽の方だけスタッドレスタイヤに履き替えた。
軒下でやったから濡れることなく、しかも体が暖まった。
アラレはいつしか雨となり、道路も黒々とした色に戻った。
今年は暖かいですね。
気味悪いほど。
(12/16)
おしゃれに関心がないと言うとウソになり、関心があると言ってもウソになる。
仕事のonとoffの境目が曖昧なものだからなんだかいつも同じようなものばかり着てる。
ネットでたまたま朝日新聞を読んでたら「どらく」というコーナーに「大人の身だしなみ術」というのがあってこれがけっこう面白かった。
コーディネイターによる中年男性のおしゃれ指南というやつで、僕と同類のような方向性曖昧、ポリシーはその場しのぎ、かつ優柔不断という人がbefore-afterで見事にセンスアップしていく。
今日見つけた記事はメガネの選び方だった。
その前はジーンズやジャケット、髪型もある。
大事なんだね、おしゃれって。
というより基本的な身だしなみって。
基本は若者ファッションを追わないこと、品よくそして思い切って。
さて明日からちょっと変身してみようか。
(12/15)
「フランダースの犬」を読んだのは小学校1年の時だった。
当時は相生町に住んでいて、家の前が「はいや文庫」という小さな本屋さんだった。
当時の遊びと言えば実に素朴なものでケンパをしたり、自転車に乗ったり、うちは陶器屋なので七輪の割れたのをもっと細かく砕いて石でたたいて粉末にして女の子と土団子を作ったりしていた。
あの頃は時間なんて考えることもないほどいっぱいあった。
その遊びの一つが「本」というわけで、なにしろ目の前にあるので実に長居をした。
朝から夕方までずっといたこともあったような。
立ち読みに疲れると木製の事務机の横木に腰掛けてずっと本を読んでた。
ある時震度4くらいのまぁまぁの大きさの地震があって大人はみんな家を飛び出したが、僕は気付かずにずっと本を読んでた。
机の下ならその方が安全だな、と父が苦笑いしながらいったのを覚えてる。
そのはいや文庫は小学校の3年くらいの時に移転してしまった。
今は前を通るとこれで本やさんができたんだなと思うくらい小さな店だ。
ガラス窓に「や」とだけ書かれた白い文字が残っている。
(12/09)
TOPの写真は2009年の大倉のクリスマスプレート。
クリスマスプレート、もしくはイヤーズプレートという名で各社こぞって制作したのはもう20年以上前だろうか。
このイヤーズプレートの流行というのはたしか雑誌か何かの特集でロイヤルコペンハーゲンから火がついたのだと思う。
ここはさすがに歴史が古く、初版のプレートは1908年。
Maria med barnet という名が付いている。
聖母マリアがキリストを抱いているモチーフだ。
今のプレートとは若干リムのデザインが異なる。
どういうわけかそれを我が陶器業界がクリスマスプレートという形で模倣し、それがまた売れたものだから最盛期はいろんな種類があった。
ロイヤルコペンハーゲンの古いのなんて10万円以上のがざらにあった。
100万円もあった。
バブルの頃の話ですけどね。
今は昔ほどではないらしい。
ロイヤルコペンハーゲンンは言っちゃ悪いが品質はそんなによくないし、量産品。
でもなんとなくヨーロッパの香りがして、そこがいいんだろうな。
日本製は数年であっという間に姿を消し、今では数えるほどもない状態だ。
大倉は1986年から制作を始めて今も続いている。
さすがに大倉ブランドは根強いファンがいるんですね。
ちょうどこの店が開店したときだったので、以来必ず1枚収集している。
当初は200枚限定制作だった。
あっという間に売れるので一時期枚数を増やしたらしいが、現在は限定に戻したらしい。
初年版はリスの図柄で以来動物が続いている。
パンダもあったかな。
個人的にはロイヤルコペンハーゲンンよりも断然大倉の方が好きだ。
初年版から欠かさず揃っているのは全国でもかど七だけというのがちょっとした自慢である。
大倉陶園が続く限り、かど七が続く限り集めていこうと思う。
(12/05)
妻と喧嘩した。
いや、意見が合わないと言う方が正しいかな。
根本的に合わないと言う方がもっと正しいかな。
なんで?!と思うがそれは先方も同じだろう。
大体、自分でも自分自身がわからなくなるくらいだ、自分以外が理解できなくてとうてい当たり前かもしれない。
外人さんとの関係によく似てる。
同じ人間同士、微笑みも怒りも悲しみもみんな同じと言えば同じだ。
でもひとたび争いが始まってしまうと収拾がつかなくなってしまう。
それは何十年も何百年も続いて永遠に解決しないのではないかと思うほど。
根本が同じなんだから解り合えると思うか、根本はとても違うから結局は理解できないと思うか。
ユダヤ人がナチスを赦す時はくるのか、イスラエルはパレスチナと和解できるのか、それとも人が持つ慈悲の心は全てを乗り越えられるのか。
楽観的平和主義者か、悲観的現実主義者か。
さて僕は妻を理解できるのか。
と、こんな理屈をひねくり回すから話はややこしくなるんだろうなぁ。
(11/16)

東京のギフトショーへ出かけた時に和紙を売っているブースを見つけた。
まず嬉しくなったのがそのでかさ。
縦2メートル、幅1メートル。
特注サイズだ。
そしてなによりも安い!
越前和紙とか美濃和紙ならン万円はするがこれはン千円。
お店の人に聞いてみると和紙と言いながら外国製だそうだ。
(どこだったか忘れた、インドだったような)
へぇ~、和紙も輸入の時代なんだね。
ペラペラというよりごわごわ、分厚くてタペストリーにもできそうだなと思って閃いたのが、そうだ!お店のサインにしよう!
それで出来上がったのが写真のタペストリー。
店舗入口正面入ったところに天井から吊してある。
失敗はできない、けっこう緊張した。
こんなに大きい字を書くのは初めて。
でも和紙と墨というのはいいもので下手な字だけど自分では気に入ってる。
(11/06)
来週の木曜から秋のセールが始めます。
で、今日はその用意。
原点回帰で陶器を主体に集めてる。
毎回1時間くらい丹念に見てる方がけっこういて、嬉しい。
でも責任感じる。
今回もいろいろ掘り出し物用意しておきます。
(11/05)
青いバラとは不可能の代名詞だったらしい。
それほど多くの人がトライしながらも作れなかった青いバラをサントリーが開発したと新聞に載っていた。
写真で見ると薄い紫のような色でとても青には見えない。
でも青い色素を含んでいるとのこと。
価格は1本3,000円!
希少なものほど贈り物としての価値は高まる。
需要はあるだろう。
バラに限らず、人は動植物を人為的に交配させていろんな新種を作ってきた。
だから気にすることはないんだけどなんだかひっかかる。
いいのかなぁ、こんなことして。
もうじきガラスのように透明な花びらのバラなんてのもできるんじゃないだろうか。
写真の青いバラはたしかに綺麗だったが個人的には山野草の鉢植えに心がなごむ。
(10/24)
お店の裏にある柿は今年もよく実った。